8/25 あそびあいらんどレポート

あそびあいらんど~つくってあそぼう~

hugoHugoさん最高記録の親子総勢24名で開催しました!はじめは少しドキドキしながらお部屋に入ってきた子も、終わりには自由に自分で動き回っていました。本当、こども同士で与えるパワーってすごい!

 

 今回は私たちの予想よりも年齢の低いベビーちゃんがたくさん。「つくってあそぼう」なんてまだまだできそうにないかな…と思っていたけど、びっくりしました!ママたちは「この子、今日はどうしてこんなに静かなんだろう??」と不思議そう。赤ちゃんたちは、確かにどの子も静かでした。よく見ていると…いろんな素材のモノを舐めて、噛んで、感覚を研ぎ澄ませていました。プラスチックのカップ、紙コップ、布ガムテープ…それらは全て感触も味も(!)違うのです。

 

 私が「それおいしい?」と赤ちゃんに聞くと、ママは「まだ味分からんもんね!」と言いました。私はハッとしました。赤ちゃんはまだこの世に生まれて数ヶ月。モノにはどれも「味」があるなんて分からないんだなぁと。そして私たち大人は「美味しい」が分かるけれど、赤ちゃんたちは「まずい」を知らないから、「美味しい」も分かるはずがないんだなぁ。そう思うと、私が「美味しい」って思えるものに出会えること、なんだかとても幸せに感じました。

 

 そして赤ちゃんたちは、口での感触に感覚を研ぎ澄ませながら、じーーーっと見ているものがありました。それは、お兄ちゃん、お姉ちゃんのしているコトです。1歳~6歳の子たちがしている遊びは、それぞれにとても面白い!アイディアあふれるオバケの制作をしている6歳くん。遊び道具を制作するために、画用紙に設計図を書くことから始める6歳くん(手が足りなくて、誰か助手になってくれって探していました!)。折り紙とストローをばらまいて、思い切りばしゃばしゃ泳ぎ、新聞で浮き輪をつくる3歳ちゃんと2歳くん。いろんな素材を使ってマラカスのようなオモチャを作り、音の違いを楽しむ2歳くん。いろんな顔の描いてあるモノにペタペタシールを貼ってオシャレさせてあげた後、今度は自分のお顔にシールを貼って、なりきり遊びをする2歳ちゃん。…どの子を見ていても、とても興味深い!私でもそうなので、赤ちゃんが見ていて興味関心を持たないはずがないなって思いました。きっと赤ちゃんはじーーーっと見て、観察して、聞いて、感じて、知って、発達の階段の1つ上にいる一番目標にしやすい小さな先生たちからたくさんのコトを学びとったことでしょう!

 

 「学ぶ」と「教える」ってセットにしがちだけど、「学ぶ」って興味がないと何を教えても吸収しないですよね。子どもたちの姿から、本当の意味で「学ぶ」を感じることができた、とても有意義な時間となりました。

 遠くから来てくださった方もおられ、とても嬉しかったです!ありがとうございました!