· 

理想の子育てって?

もくじ

  1. お母さんと赤ちゃん
  2. 適切な対応?
  3. 経験してこそ分かること
  4. 大切なのは「見守ってるよ」を伝えること
  5. さいごに

 

 

 

1.お母さんと赤ちゃん

 

 

わたしがレストランに行った時のこと。 

近くの席に、親子がいた。

赤ちゃんは1歳くらい。

 

靴を脱ぐための、30cmくらいの高さの台のところに座り 、

一生懸命脱いだ靴を取ろうとしている。

 

上から必死に手を伸ばし、

頭はほとんど逆さま。

 

今にも頭からひっくり返りそう。

 

ママは時々見に来て、

その時赤ちゃんに言った。

 

「危ないよ〜」

 

赤ちゃんはぽかんとして、

それからまた靴に手を伸ばし始めた。

 

 

 

 

2.適切な対応?

 

 

この時、赤ちゃんは明らかに理解していなかった。

何が「危ない」のか。

 

ここでわたしは考えてみた。

 

じゃあ、

「あなたは体のバランス感覚や筋力が

まだ発達していなくて、頭が重いから、

そうやって逆さに手を伸ばすと、

頭から落ちちゃうよ。」

と言えばいい?

 

赤ちゃんは、そんなこと説明されても、

もっと理解できないだろうな。

 

じゃあお母さんはどのように対応するのがいいかな。

 

 

 

 

3.経験してこそ分かること

 

 

赤ちゃんは、この世に生まれてまだ1年。

自分が自分で動き回れるようになってからは、

おそらくまだ2,3ヶ月。

 

「頭から落ちる」経験がなければ、

「頭から落ちる」がどういう意味なのか分からない。

 

だから、

「頭から落ちそうになる経験」や

「落ちる!とヒヤッとした体験」が

必要なんだろうなと思った。

 

小さいうちから何にでも興味をもって、

体験することが大切。

 

(中には、人のことをよく観察して、

人の失敗を見て知る子もいるだろうな。)

 

経験しないよりは、経験させてあげたいな。

 

 

 

 

4.大切なのは「見守ってるよ」を伝えること

 

 

子どもにケガはさせたくない。

でも、

「危ないからやめなさい」と何でも止めていたのでは、

あとあと重要になる「経験」が足りなくて、

誰かの指示通りにしか動けなくなっているかもしれない。

 

赤ちゃんの例でいうと、

自分の落ちる限界のラインが自分で判断できない。

つまり、

「諦めどころ」が分からない。

 

出会ったママの「危ないよ〜」の言葉の中には、

「やめなさい」ではなくて、

「見守ってるからやってみな」があった。

 

安心感のなか挑戦できるのは、

とてもいいことだなって思った。

 

子どものことを信じてギリギリまでやらせる。

何かあればすぐにフォローできるところで見守る。

 

赤ちゃんにとっては、

本当の意味で自分が大きくなれる環境だなって♡

 

 

 

 

5.さいごに

 

 

どんなに小さい赤ちゃんでも、

自分の意志があり、

自分で選びたくて、

自分で挑戦したくて、

自分でやり遂げたい。

 

そんな気持ちを「理解しているよ」を伝えることは、

ありのままを認めることとおんなじ。

 

そう思ったら、子育てはうまくいかないはず。

だって、自分と子どもは違う別々の人だもん。

 

その中で、気持ちを伝え合いながら、

時にはバトルしながら、

時にはどちらも涙を流しながら、

そうやって最後は笑い合いながら。

 

そんな子育てって、すごく理想なんじゃないかな。

「子育て」って名前よりも、

「親子育ち」の方が、

うん、

合ってる気がする! 

 

子どものために我慢し合うのって、

「親子育ち」って言わないよ。

 

もっと、ママも子どもも、

自由に、あなたらしく♡

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Chially久しぶりのイベント、参加募集中!

 

【0歳〜小学生まで参加OK!】

あそびあらんどDAY〜サンタの国は遊園地!〜 詳細はこちら